白内障
CATARACT
がんないれんずについて
現在、一般的に広く使われている眼内レンズは焦点を一つの範囲に合わせる単焦点眼内レンズです。
眼内レンズを入れると、以前のようにピントを自分で調節して見ることができなくなります。
術後は見るものの距離に合わせてメガネを使用すれば良好な視力が得られます。
健康保険適応レンズです。
単焦点眼内レンズに低加入度の機能を加えることにより、焦点深度が拡張し良好な遠方・中間視力が得られると考えられています。
術後の不快な自覚症状である光の輪(ハロー)、まぶしさ(グレア)が少ないレンズです。
健康保険適応レンズです。
メガネなしで2焦点なら「遠く」「近く」、3焦点なら「遠く」「中間距離」「近く」も見えやすくなります。
メガネの使用頻度が少なくなるということは日常生活のなかでもメリットは大きく、これから白内障手術を受けられる方にとって一つの選択肢となってきています。
白内障手術後の見え方
眼内レンズはあらかじめ設定した距離に焦点が合うようになっています。
合わせる焦点の数によって3種類の眼内レンズに分類されます。
2焦点眼内レンズや3焦点眼内レンズは20歳代の目に戻るわけではありません。
特殊なレンズの光学特性により、メガネ使用頻度を少なく、メガネ依存度を低くするものです。
手術前にご自分のライフスタイルや希望する見え方を医師に伝え、十分な説明とご理解の上で眼内レンズをお選びください。
メガネの使用頻度が少なくなるということは日常生活のなかでもメリットは大きく、これから白内障手術を受けられる方にとって一つの選択肢となってきています。
当院で取り扱う多焦点眼内レンズに連続焦点型多焦点眼内レンズが加わりました。これまでの2焦点眼内レンズの技術にEDoF(拡張焦点深度)の機能を融合し、遠方から手元まで視力の落ち込みが少なく、暗所においても高い視機能を提供します。
【当院で使用する2焦点眼内レンズ】
AMO TECNIS Synergy
AMO TECNIS Synergy Toric
【費用について】
選定療養の適応となり、手術費用は保険適応で眼内レンズ費用の一部が自己負担となります。
全距離(遠方から40cm)において視力の落ち込みが少ないです。
他の多焦点眼内レンズよりも焦点域が広くハロー・グレアが起こりにくくなっています。
5焦点により日常のあらゆる活動をカバーします。
【当院で使用する5焦点眼内レンズ】
■国内未承認レンズ
Intensity5焦点眼内レンズ
詳細を見る>>>
【費用について】
国内未承認の眼内レンズのため、自費診療となります。
令和2年4月より国内承認の多焦点眼内レンズを使用する白内障手術は選定療養の適応となり、
費用の一部が健康保険扱いとなりました。
白内障手術費用(保険適応)とは別に多焦点眼内レンズの費用をご負担いただきます。
多焦点眼内レンズの費用
選定療養(全額自己負担)
白内障手術の費用
医療保険で給付
レンズ費用(片眼) | 手術費用(片眼) |
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AMO TECNIS Synergy ¥268,000(税込) |
1割・2割負担の方 :約¥20,000 |
AMO TECNIS Synergy ¥318,000(税込) (乱視矯正機能付) |
3割負担の方 :約¥45,000 |
レンズ費用(片眼) | 手術費用(片眼) |
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Alcon CLAREON PanOptix ¥270,000(税込) |
1割・2割負担の方 :約¥20,000 |
Alcon CLAREON PanOptix ¥308,000(税込) (乱視矯正機能付) |
3割負担の方 :約¥45,000 |
※国内未承認の多焦点レンズについての手術費用(眼内レンズ費用含む)は自費扱いとなります。
詳細については医師にご相談ください。