宝塚市小林5丁目4-19
エステート吉田ビル
TEL.0797-76-5535
近視は特にその症状が深刻な場合回復不能な視力喪失、即ち黄斑変性症、網膜剥離、または緑内障に発展する可能性があります。最近の研究によりますと、東アジア諸国、即ちシンガポール、台湾、香港、及び日本での近視の有病率及びその重度は上昇する傾向にあることが指摘されており、具体的には60~80%の青年が近視を患っており、15~20%が重度であることが確認されています。本傾向は各種メディアによる視力への悪影響、更に財政的なストレスの増加に起因すると考えられています。
アトロピン配合点眼薬は、近視の進行を抑制させる点で統計的にも臨床的にも顕著な効果が確認されている唯一の治療法です。アトロピン1%は1960年から近視治療用に使用され続けています。
しかしながらアトロピン1%は下記のような不快な副作用を引き起こします。
1. 瞳孔の拡張に起因するまぶしさがでます。
2. 目の遠近調節機能(短焦点機能)の低下を理由に近くの物がぼやけて見え、読み書き等近くを見る必要がある作業に困難が生じる。
3. アレルギー性結膜炎及び皮膚炎。
0.01%および0.025トロピン点眼はアトロピンの局所点眼を超低濃度から処方することにより最適な近視抑制を実現するので、近視の進行スピードを効果的に抑え、同時にアトロピン1%による不快な副作用を回避します。
1. 副作用が少ない良好な近視進行抑制点眼薬です。
2. 近視の進行を平均60%抑制することができます。
3. まぶしさに悪影響をさほど及ぼさず、更にサングラスもほとんど不要です。
4. 目の遠近調節機能(短焦点機能)に殆ど影響を与えません。
5. 近見視力の正確さに殆ど影響を与えず、更に累進点眼鏡も不要です。
6. 毎日、就寝前に1滴点眼するだけの、非常に簡単な治療法です。
7. 各容器は両眼用に1ヶ月間使用可能です。
8. 本製品はGMP(医薬品製造管理および品質管理基準)準拠の薬品会社により製造されています。
0.01%および0.025%アトロピン点眼は近視の症状を有しているお子様(6歳から開始可能)への処方が推薦されており、処方の際は最低2年間使用を継続してください。
0.01%および0.025%アトロピン点眼薬の治療は自費診療(保険適応外)です。
治療スケジュールと費用 | ||
初回 | 診察・検査費用+目薬代(1本分) | ¥4,800 |
初回から1ヶ月後 | 診察・検査費用+目薬代(2本分) | ¥7,400 |
初回から3か月後 | 診察・検査費用+目薬代(3本分) | ¥10,000 |
※3回目の治療以降は、3ヶ月おきの定期的な通院が必要です。
1. アレルギー性結膜炎及び皮膚炎はほとんど引き起こしません。
2. 眼圧(IOP: Intraocular eye pressure)に影響を与えません。
3. 白内障を形成しません。
4. 点眼終了後も目の遠近調節、または恒久的な瞳孔の拡張機能が喪失することはありません。
5. 網膜の機能に一切影響を与えません 。
本当に効果があるのですか?
シンガポールでのスタディで効果があることが証明されました。
また、日本でも7大学*で臨床研究が行われていますが、同じ点眼薬です。 川崎医大、大阪大学、京都府立医大、日本医大、慶応大、筑波大、旭川医大
副作用はありますか?
7~8時間ぐらいまぶしさとぼやけることがあり、まれに結膜アレルギーがございますが、就寝前に必ず点眼していただければ、朝には元に戻っております。
どれぐらい続けるのですか?
人にもよりますが、12歳ぐらいまでです。
戻りは、ないのでしょうか?
最近の研究スタディでは、2年以上点眼しなくても効果は維持できております。
全身への影響はありますか?
ありません。
効果がない方もおられますか?
約25~40%ぐらいの方が、効果が無い場合もございますが、それを見分ける為も2年ぐらいは続けられることが望ましいと思われます。