宝塚市小林5丁目4-19
エステート吉田ビル
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視神経の中を通っている動脈(中心動脈)が詰まって起きるものと、網膜内の動脈の枝が詰まって起きるものがあり、いずれも急激な視力低下をきたします。原因は血栓や他の血管の病気(血管炎)によるものと考えられています。手術の適応にはなりませんが、早急な治療が必要となります。
視神経の中を通っている静脈(中心静脈)が詰まって起きるものと、網膜内の静脈の枝が詰まって起きるものがあり、原因は静脈内にできた血栓です。
血管が詰まると血流が悪くなり(虚血)、血液もうっ滞し、その結果、網膜内で出血を起こします。
静脈の詰まる場所や、出血する部位(とくに黄斑部)によっては徐々に視力が下がります。
また、発症してから時間がたつと、硝子体出血や緑内障を合併することがあります。
視力が低下しなし場合は、内服治療などで経過観察しますが、視力が低下したり、他の合併症を起こす場合は手術(レーザー治療・硝子体手術)の適応となります。